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恋のマッチアップ番外編 膠着状態7

مؤلف: 相沢蒼依
last update تاريخ النشر: 2025-12-31 14:05:19

「いやいや! 俺の愛の告白に、笹良ってば顔を真っ赤にしたじゃん! 全然落ち着いてなかったって」

「好き好き言われ慣れていないからだよ。しかも加賀屋は、なにか誤魔化そうとするときに限って、この言葉を使ってるような気がしてならない」

「そんなことないっ! 俺は笹良が好きなんだ、誰にも負けないくらい大好きだ!!」

「言えば言うほど、墓穴を掘ってる。なおさら信ぴょう性が感じられない上に、俺の気を逸らして話を変えようとしてるだろ?」

互いに一歩も引かない口論が続く。俺は意地でも負けないぞという気持ちを込めて、加賀屋を睨みつけた。

「笹良を好きな気持ちを、可視化できないのが悔しい……。どうすればわかってくれるんだ」

力任せに黄金のレフティが手の中から引き抜かれ、いきなり俺の首根っこを掴む。

「ちょっ、加賀屋っ」

さっきまでへばっていたのに、そんなことを感じさせない腕力で、俺の顔を加賀屋にぐぐっと近づけた。

「笹良の元気、少し分けて」

「いや待て、もうかなり元気になってるだろ!」

「黙ってキスしろよ、早く」

ギリギリのラインで、加賀屋の腕の力が抜かれる。あとは俺から、目の前にある唇に触れれ
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  • BL小説短編集   ハンドルはふたりの誓いのリング12

    *** 次の日、橋本は隙間時間を作り、野木沢の店に向かった。「あれで一応手加減したって言うんだから、本気で抱かれた日にゃ、俺の躰は壊れちまうかもしれない……」 昨夜の行為のせいで、げんなりしながら痛む腰を擦りつつ、店の扉を開けようとしたら、微笑ましい様子の異性のカップルが出ようとしたのか、タイミング悪く橋本と鉢合わせになった。「すみません」 慌てて一歩退き、出やすいように対処した橋本に、カップルは一礼して店をあとにした。幸せそうな雰囲気を醸しているカップルを、何とはなしに目で追っていると。「橋本……」 客を見送ろうとしたらしい野木沢が、弱々しく声をかけた。「よっ! 昨日は途中退席して悪かったな」「もしかして……。ペアリング作るの断りにきたのか?」 明るく話しかけた橋本とは相反して、野木沢はらしくないくらいに沈んだ表情だった。「おまえのデザイン気に入ってるのに、断るわけないだろ」 ジャケットからネクタイピンを出して、わざわざ見えるようにしたのに、顔を逸らしてあらぬ方を眺めた。「……宮本様から、何も聞いてないのか?」「聞いたさ。野木沢がイケメンで羨ましいだって」「そうじゃなく――」「陽さんって昔から面食いなんですねって、呆れながら言われた」 ネクタイピンをもとに戻し、身なりを整えた橋本のセリフを聞いて、大きなため息をつく。「宮本様は僕のこと、悪く言わなかったのか?」「悪く言うもなにも、自己嫌悪に陥ってた。陽さんの隣に俺みたいなのがいていいのか、みたいな」「…………」「バカだよな~。人は見た目じゃねぇのにさ」「あのさ橋本、あの頃に戻れないかな?」 自分の本心を伝えるために、芝居がかった口調で語気を強めた橋本を野木沢は直視し、想いをぶつけた。「あの頃?」「僕が困ったときに手を差し伸べてくれた、学生時代のように。橋本の傍にいたいんだ」「別に構わないけど」「ホント!?」 断られると思っていただけに、スムーズに願いが叶ったお蔭で、野木沢の沈んでいた気持ちがみるみるうちに浮上する。「ああ、本当。ほら、これが俺の連絡先」

  • BL小説短編集   ハンドルはふたりの誓いのリング11

    橋本のセリフに耳を傾けながら、店でのやり取りを思い出す。言葉巧みに責められっぱなしな上に、自分との見た目の比較など、落ち込む要因しかなかった。それだけに、宮本は目から鱗が落ちた。「なるほど……」「今度店に顔を出したとき、胸を張って言ってやれ。『陽さんを抱いてます』ってな。腰抜かすかもしれねぇぞ!」「ついでに、陽さんの腰を抜かしてあげたいんですけど」 とても小さな声でのおねだりだったが密閉空間ゆえに、橋本の耳にしっかりと聞こえてしまった。「何を言ってやがる……」「見てわかるでしょ。俺の――」 言いながら自身の下半身に指を差す宮本の姿に、橋本はギョッとして顎を引いた。「今夜は陽さんがやめろって言っても、めちゃくちゃにしちゃうかもしれません」「俺、明日も仕事なんだぞ。ちょっとくらいは手加減してくれ」 濡れた髪をかき上げて立ち上がり、そっぽを向く。頬だけじゃなく耳まで赤くなっている様子に、宮本の笑みが隠しきれなくなった。声を立てて笑うと、浴室に反響しまくる。「雅輝……」「やっぱり陽さんには敵わないな。沈んでいた俺の心を、一瞬で持ち上げるんだから」 宮本は勢い良く立ち上がって、橋本に抱きついた。強く抱きしめたはずじゃなかったのに、喘ぎ声に似た声が口から漏れ聞こえる。「まずは陽さんが感じやすい、バックからしたいんだけど」 耳元で甘やかに囁かれた言葉に、橋本は黙ったまま頷いた。 峠のコーナーを容赦なく攻めるような無茶ぶりはしなかったものの、熱の入った宮本の行為に、橋本はなすすべがなかったのだった。

  • BL小説短編集   ハンドルはふたりの誓いのリング10

     浴室に宮本の断言する声が響いた。「雅輝、ホントおまえってばバカだな」「バカなのはわかってる。陽さんが江藤ちんと逢ったときの気持ちが、野木沢さんに逢ってやっとわかったくらいだし」 宮本はしゅんとして、なぜかその場に正座をした。「ごめんね、陽さん」「なにがだよ?」 正座をした宮本の前にしゃがみ込み、顔を覗き込む。橋本の視線を受けて、目の前にある顔が慌てふためいた。「陽さんってば、そんな色っぽい顔を近づけないでくださいよ。理性をきちんと押し留める、俺の気持ちも考えてください」「もっと雅輝の気持ちを教えてくれ。野木沢に俺と関係があったって聞いたとき、どんな気持ちになったんだ?」 顔を近づけるなと注意されたばかりだというのに、橋本はわざと顔を近づけた。宮本は大好きな恋人の顔をまじまじと見つめながら、ごくりと喉を鳴らす。「雅輝、ほら吐いちまえって」「あ、えっと……、野木沢さんは陽さんの好みなんだなって。俺と違ってイケメンだし、漂ってる雰囲気が上品な感じで、俺と違いすぎると思ったら、自然と落ち込んじゃった。陽さんの相手が不細工な俺でいいのかと」「俺も思った。江藤ちんみたいなイケメンじゃねぇし」「そんなことないっ! 陽さんは俺にはもったいないくらいの、すっごくいい男です」「ハハッ、ありがとな。そんでもってその言葉、そのまま返してやるよ」 言いながら宮本の頬を、橋本は両手で包み込んだ。「おまえの持つ純真無垢な心は、見た目のいい野木沢が持ってない、すげぇものなんだぞ。雅輝は俺にとって、もったいないくらいのいい男さ」「陽さん……」 太い眉をへの字にして、あからさまにしょんぼりしている宮本に、橋本は触れるだけのキスをした。「おまえ野木沢に、俺を抱いてること言ってないだろ?」「そんなこと言う雰囲気じゃなかったです」「それなら好都合だ」「好都合?」 宮本は橋本に顔を掴まれたまま、わけがわからず首を傾げる。そんな不思議顔をしている恋人を、優しいまなざしで見つめた。「アイツは、おまえが俺に抱かれてると思ってる。つまり同じネコだと思って、今回ケンカをふっかけてきたということさ」

  • BL小説短編集   ハンドルはふたりの誓いのリング9

    *** 仕事で汗をかいたから、先にシャワーを浴びたいと言ったというのに、待ちきれなかったのか、浴室に乱入してきた宮本。 躰を洗っている最中の橋本はギョッとして、扉を開けた宮本をガン見するのがやっとだった。欲情に満ちたまなざしを注がれるだけで、同じ気分に陥る。「雅輝……うっ」 橋本のつぶやきを封じる口づけは、一気にボルテージをあげる。 修行僧のようにシャワーを受け続ける宮本をなんとかせねばと、必死にコックを捻って止めたが、髪から滴る水もお構いなしに、首筋へと顔を移動させる。「んっ!」 ぐらついて背中を預けた先は鏡だったらしく、背中にひんやりした冷たさを感じた。「陽さん…陽さんっ」「ああっ、あっぁッ」 舌先を使って、執拗に胸の頂を責められる。以前はそんなに感じなかった行為だったが、最近はぞくぞくするような、なんとも言えない快感を覚え、あられもない声が出てしまった。「陽さんは俺の――」 胸を吸いながら宮本の空いた手が、後ろの秘部へと伸ばされる。なぞるように割れ目を伝い、そして――。「んうっ!」 滴る水滴に導かれて、指が1本挿れられたのがわかった。 解しやすいように尻を突き出すと、宮本はしゃがみこんで橋本自身の先端を優しく咥え込む。「うっ、あっあっ…もっと」 もっと深く咥えてほしいのに、宮本はそれをせずに先端を弄ぶ。その間も後孔の入口は順調に解されていき、指の数が増やされていた。「雅輝、意地悪するなよ」「んっんっんっ、陽さんの美味しい」「もっと咥えろって、それじゃ物足りない」「だったら、俺の中に挿れる?」 意外な言葉に、橋本の快感がどこかに飛んでしまった。「な、なにを言って……。どうして」「俺のこと、抱きたいって思わないの?」 何度も瞬きする橋本を、宮本は下から仰ぎ見た。視線を逸らさずに、まっすぐ見つめられるせいで、橋本の緊張感が自然と増していく。「雅輝を抱くなんて、考えたこと――」「付き合う前に、俺を襲ったでしょ。今は抱きたいと思えないんだ」「おまえ、野木沢に嫉妬してるだろ」「してる、すっごくしてる。今すぐ陽さんに抱かれたいくらいに!」

  • BL小説短編集   ハンドルはふたりの誓いのリング8

    *** スラックスのポケットに手を突っ込んでマンションの鍵を探りつつ、仕事で疲れた躰を引きずりながら通りを歩いていると、その存在にすぐに気づくことができた。合鍵を渡しているのに、なぜだかマンション前で星を見上げている恋人を目の当たりにして、橋本は慌てて駆け寄る。「雅輝、どうした? 鍵を失くしたのか?」 橋本のかけた声に反応して振り向き、靴音を立てて駆け寄るなり、掻っ攫うように抱きつかれた。「おいおい。鍵を失くしたくらいで、俺は怒らないって。また作ればいいだろ」 骨が軋むくらいの強い抱擁に呆れながら宥めてみたものの、宮本は橋本の肩に顔を埋めて、一向に喋ろうとしない。「雅輝?」 昼間逢ったときとは一転した様子に、橋本はありえそうなことを考えてみる。思い当たるフシは、一つしかなかった。「おまえ野木沢と、なにかあったのか?」 野木沢というワードが出たタイミングで、宮本の躰がビクついた。「図星か、めんどくせぇな」「ごめんなさい、俺は」 放り出すように橋本から手を放した宮本は、俯いたまま後退りして距離をとる。それを引き留めるために橋本は手を伸ばして、宮本の右手を掴み寄せた。「違うって。めんどくせぇのは雅輝じゃない。野木沢のことさ」 通りに誰もいないのをいいことに、掴んだ右手をさらに引っ張り、近寄った宮本にキスをした。触れるだけで終わらせようとしたのに、橋本の後頭部を掴んだ宮本が、これでもかと深く口づける。「んうっ……」 橋本の甘い声を聞いて、宮本から唇を外した。「陽さん、俺ね、俺は」「俺は雅輝が好きだ」 宮本の言葉を遮った橋本のセリフに、宮本の瞳がゆらりと揺らめく。不安をかき消すような内容だったからか、目の前の顔から困惑の色が消えていった。「陽さんには敵わないな……」「伊達に年食ってるわけじゃねぇってことさ。とりあえず話は、家に帰ってからするか」 橋本は宮本の利き手を掴んで歩き出そうとした。それなのに、引っ張る力を無にするように立ち竦む。「雅輝、これ以上手をかけるなって」「話し合う前にそのぅ……、むぅ」「なんだ? 早く言えって」 ぐいぐい引っ張ったら、やっと歩き出した宮本。引きずられるように歩きながら、ぽつりと呟く。「陽さんとエッチがしたい……」 蚊の鳴くような小さな声に反比例して、橋本の頬がぶわっと赤く染まったのだった

  • BL小説短編集   ハンドルはふたりの誓いのリング7

    「は?」 呆けたようにきょとんとした宮本は、口を半開きにしたまま、野木沢をまじまじと見つめる。「ずっと忘れられなかった。逢えなかった間も、いつもアイツを思い出してた。でもさっき逢ったら、諦めていた想いが再燃して……」「再燃、え…っとそれは、鎮火する見込みは――」 間の抜けた質問を投げかけていことがわかっていたが、問わずにはいられなかった。「嘘ですよ」「へっ?」「宮本様が大切にしてる橋本を、僕がとるなんてありえませんよ。脅かしてすみません」 丁寧に頭を下げて詫びる野木沢に、「そうですか、びっくりした」なんていう言葉と、のんきすぎる対応をする。短い間のやり取りだというのに、精神の疲労が半端なくて、今すぐにでも家に帰りたくなった。「橋本とまたご来店する日を、お待ちしております」 野木沢は頭をあげるなり、営業スマイルで宮本を見据える。自信満々の笑みを目の当たりにし、目を瞬かせながら取り繕うような笑顔を見せた。「はいぃっ、陽さんとそのうち顔を出しますね。失礼します!」 ぺこりとお辞儀をしてから、そそくさと逃げる感じで店をあとにした。 胸元をぎゅっと握りしめて、デコトラを停めてある駐車場に向かう。着ているシャツが、汗でじっとり湿っていた。(あの様子は野木沢さんが、冗談を言ってるように思えなかった。どうしよう、陽さんの好みっぽい彼が迫ったら、心変わりするかもしれない。だって俺は陽さんの好みと、かけ離れているから――) 心が押し潰されそうになりながらも、午後からの仕事をなんとかこなした。早く仕事を終わらせて、橋本が住むマンションに行くことを目標にしたお蔭で、いつも以上に手際よく仕事をこなせたのだった。

  • BL小説短編集   陽さんΣ(oДo;;)4

    「陽さん、俺の顔が陽さんになってない?」「寝ぼけてるのかよ、雅輝は雅輝だって」「良かった~。もとに戻ったんだ」 触れられている橋本の手をぎゅっと握りしめながら、思う存分歓喜した。 喜び勇んだ宮本に呆れながら説明を求めた橋本に、夢の中の出来事をぽつりぽつりと話して聞かせる。「俺になった気分は、そんなに最悪だったのかよ?」 喋っているうちに落ち着いた宮本を、布団に入り直した橋本が腕枕をして抱きしめた。密着する素肌から伝わってくる熱が、とても心地よく感じた。「最初は喜んだよ。『わーい、陽さんになっちゃった』っていう調子で小躍りしたあとに、隣で寝てる自分の姿を見て、思いっきりショックだ

    last updateآخر تحديث : 2026-03-31
  • BL小説短編集   雅輝( ゚艸゚;)2

    *** 目が覚めて隣を見たら、自分が横たわっていた。口を開けて涎を垂らしながら寝ているアホ面を目の当たりにして、微妙な心境になる。(雅輝だと、こんな寝方をしていても可愛いなで済むのに、自分だと冷めた目でしか見られない……) これは夢の中の出来事――そのことに含み笑いをしつつゆっくり起き上がってから、うーんと伸びをしてみる。 いつも感じる、年齢による躰の重ダルさがまったくなく、むしろ爽快感しかなかった。 宮本としては中折れ後にうまいこと復活し、半日イチャイチャして過ごしたお蔭もあるだろう。夢の中だけどメンタルと躰がばっちりな状態なのを、橋本はしみじみ体感した。意味なく右腕を曲げて、力

    last updateآخر تحديث : 2026-03-31
  • BL小説短編集   トリプルバトル裏2

    恋人の宮本にまで喧嘩を吹っかけていた展開を聞き、橋本に逢ったときに菓子折りつけて謝罪しなければと、テーブルに置いてるスケジュール帳に手を伸ばした。 橋本に逢う週のページを開き、※高級菓子折りつきでハイヤーに乗り込む。という注意書きをしておく。もちろん黒い手帳の預かり料も、自動的に込みになる。「それって昴さんが、いろんなヤツと喧嘩がしたいだけでしょ。気に食わない相手なら、立てなくなるくらいに打ちのめすくせに」『さすがは昇さん、俺のことをよく分かっていらっしゃる』「つまり、橋本さんと宮本のことが気に入ったんだね」 これまでの会話から察することができた、笹川の心情を言い当ててやる。『

    last updateآخر تحديث : 2026-03-30
  • BL小説短編集   ラヴ・メッセージ

    ※これは橋本が江藤と宮本弟に逢った日の夜におこなった、出張先にいる雅輝と熱いメッセージを交わした内容です 『雅輝、ただいま。今、大丈夫か?』「陽さんおかえりなさい。あとは寝るだけなんで大丈夫です。今日もお仕事お疲れさまでした」『お疲れ!さっきシャワー浴びて、ノンアルコールビールを飲んでるとこ。お前こそ、長距離の運転疲れていないか?』「そこまで長距離じゃないから平気。俺はオレンジジュースで乾杯」『カンパイ!あのさ今日の午前中、ハイヤーを走らせていたら、江藤ちんと雅輝の弟に偶然会った』「マジで!よく見つけられたね」『スーツ着てるし、平日の午前中なんて絶対に仕事中だろ。それなのにデー

    last updateآخر تحديث : 2026-03-30
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